トレーニング
レッスンではどのような質問をしていますか?
自身でお稽古をしてきて、先生に聞きたいことが少なくとも2つは出てきているでしょう。
黙って座ったまま、なんてことないように。
レッスン前のトレーニングで大事なことは、一つは技術、そしてもうひとつ=耳の訓練=を忘れないで。
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コードネームってDoとか書かないんですか?
Lemin.なんてのもありますよ。イタリアの楽譜にはね。
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スラーはlegato奏を指示しているとは限らない。フレーズを表している場合だってある。
分からないときは声を出して歌ってみるのがいい。
忘れもしない中学の音楽の先生は専攻が声楽だったので教えるときは何につけ歌いこむこと歌いこむこと!♪ラリ~ラーリ~と胸を張って歌っていた。もちろんありがたいことでした。
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黒鍵に抵抗を示す人がほとんど、という中で、黒鍵から始めると慣れるのが早いことに気が付いた
みんながみんなハ長調から始める必要はないのだから。
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「フェイクした方が良いと思うけど」-きれいな演奏に感想を述べた。
「・・・?」の表情。
「そのままじゃなくて・・・」
でも演奏は変わらなかった。
“フェイク”は通じなかったのね。
トランプのせいだわ!あまりしょっちゅう“フェイクフェイク”ばっかり言うからー
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黒鍵は5つで白より少ないのにどうして難しいの?
数の多さだけの問題ではなくて、そこにはスケールの重要性在り。
どのスケールもなめらかに経過してゆくにはどうしても黒鍵の音を必要とするのです。
人間の5本指のかたちは扇形に広がっているのでそのカーブに沿った弾き方をするのが自然。
白から黒へ上るより、黒から白へ落ちる方がラクでしょう。指順もそれを考えて組むと弾きやすく
なり黒の存在の意味がなっとくできるはずです。
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早いフレーズをかっこよく弾きたい
どうぞ弾いてください!かっこよくね。
トリラ―でもスケールでも美しくかろやかに。練習あるのみです。
それとは別に重厚な音、深い響きも出る様これも練習しましょう。
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オクターヴが届くまで
・親指の先と小指の先が鍵盤に届くようになる
・両方で鍵盤を触れられるようになる
・第一関節で引っ掛けられるようになる
・何となく2音を鳴らせるようになる
・ゆっくりでなく上から打ち下ろすことで少しでも音がなるようにする
・はっきりと2音を鳴らすことができる-----------ここまでに成長する時間が要ります
・同時に親指と薬指で遠くまで届くよう練習
・完全にオクターヴ2音を同時に打鍵できるようになる
・焦らず毎日両手の開き具合に注意しながら練習を繰り返す
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手を開いて行く練習はアスリートのようなつもりで折に触れて務めることが必要。
デリケートな場所であるから、無理せずにゆっくりと努めること
手先だけに集中するのではなく首、肩 肘、背中 と順次和らげてほぐしてから行うこと。
肩など後ろへ神経を持って行くように。まえで固まっていてはいけない。
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息を止めて力んで弾かないこと。これも体を壊します。
おおらかに大きなうねりの中で弾いている感覚をもちましょう。
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“いっちにいさんしー”というカウントでやってきた人はペダルも“いっち”で踏んでいる
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機械的同じ速度ならスムースなアクセル・ブレーキも身につけましょう。
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無理でない程度に大小の音の使い分けを練習する
ショック!パニック! 低域を生かして振動やうねり、そして広域のショック!
いつも同じ程度の音量で弾いていることに気が付かなくなっていることが多いです
自分の音量の幅を知ること。自由に使い分けができること
大きい音は出せても柔らかい小さい音が出ない、とよく言います。
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フレーズをひきながらこの調節ができることで、うねりや流れが演出できるようになります。
がんばりましょう。
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「いいんじゃな~い?」
弾き終わるといつも必ずこう言うので有名な先生がいるそうだ
レッスンで先生に何を言われるか?びくびくしている生徒は多い。
これは今日の演奏を認めてもらえたかどうか?練習の成果の良しあしが評価される一瞬で、生徒にとっては緊張も緊張、そこにお母さんが一緒にいようものなら、胃が痛くなるようなときのはず。
「いいですね」あるいは「よくできました」の桜マークが欲しいところだ。
この良いとも悪いともつかない感想の言葉は罪作りだ。褒められたと受け取る人もあれば、どうせ評価に値しない程度なのだと受け止める人もいる。先生になんら「感」を与えていない単なる雑音でしかなかった、と言っているようなものだ。ならいっそのこと「特に何も感じなかった」と言った方が親切だと思いません?
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「打鍵のスピードがねえ~」と言ったら、
「え?叩いていいんで?」
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軍のバンドと言えば大人数、つまりはビッグバンドオーケストラなんだわね、それで映画に出てくるような空軍バンドや陸軍バンド“~アーミーホーセス”とか“グレンミラー楽団”とかがかっこいい制服でバーンと登場するのだ。
ダンスのため、大人数で大迫力で葉巻をくゆらしながら、バーボン飲みながら-----ああシーンが見えてきちゃった。フル編成で来るからフルバンド。そこには若干の人数の違いがある。
これは今だから言えることだが、通常4人のところが3人だったりするので普通はビッグバンドと言っている。フル編成だと豪華だし、迫力も違う、久しぶりに小さめのホールで聴きたいものだ。
フルとなるとペットが4人、ウインズ5人、ボーン4人、リズム4人、
ペットが5人いたりするときもあるし、それはにぎやか。
ピアノなど、場所が狭いとアップライトだ。